ヤマハ、新作「ボーカロイド3」を開発

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記事要約

 ヤマハは3日、「ボーカロイド」シリーズの新バージョン「ボーカロイド3」を開発したと発表した。今回は、「ボーカロイド2」に比べ、合成音の音質を向上させ、音色の変化をなめらかにし、ユーザーインターフェースもより使いやすいものを採用することで楽曲制作の効率アップを可能にした。さらに今後の世界展開に向け、中国語、韓国語、スペイン語も追加した。なお、価格は1万円前後を見込み、初年度の売り上げは1万本を目標にしている。

疑問

 初年度売上1万本で採算がとれるのか?

考え・主張

 今回は前回に比べ音質も向上しており、さらに音色もなめらかになったという。自分はさすがに作曲はできないが、個人製作でWEB上にアップロードされているものはわりとよく聴くので、これらの点はとてもうれしい。さらに従来の曲も新たなソフトで音質を上げて再upされると思うととても興奮する。ただいくら「音色の変化をなめらかに」といっても所詮は機械なので、どの程度までYAMAHAが頑張ってくれたかが問題である。発売後にがっかりしないために過度に期待しすぎないようにしようと思う。