死骸1万匹を回収 浅野川のアユ大量死 金沢漁協 「現場以外は安全」

- 共同ニュース:死骸1万匹を回収 浅野川のアユ大量死 金沢漁協 「現場以外は安全」

記事要約

 14日に浅野川で大量にアユが死んでいるのが見つかったことを受け、石川県は15日、現場周辺で死骸の回収を始めた。死骸の数は当初の予想である1千匹を大きく上回り、正午までに約1万匹となった。県によると、15日は水質の濁りや異臭は確認されなかった。なお、現在水中の有害物質の有無を調査中であるが、検査結果がでるまで約1週間かかる見込み。また、現場の上流域・下流域には影響はないとして、釣りは予定通り16日に解禁される。

疑問

 アユが死んだ原因も判明していないうちに釣りを解禁しても大丈夫なのだうか?

考え・主張

 アユの大量死。原因はまだわかっていない。いくら上流や下流だからといっても同じ川で釣りを再開しても良いのだろうか?川の構造的にアユが下流から上流へ登ることはなく、下流に関しては有害物質があったとしても流れてしまうだろうということらしい。上流に関しては納得できるが、下流に関してはどうも納得がいかない。有害物質がどのようなものだかはっきりしていないのに勝手に根拠もない推測をするのは危険であると思う。何かあってからでは遅いので、せめて解禁を遅らせて調査結果が出た後にするなど、慎重な対応をした方が良いのではないだろうか?